正直、美顔器って「女性が使うもの」だと思ってました。40歳になるまで検討したことすらなかったんです。

きっかけは朝のヒゲ剃りです。剃り終わった顔を鏡で見て、「あれ、全体的に下に落ちてない?」と。輪郭そのものが前と違う。あの感じ、伝わりますかね。

で、家電量販店へ行ったら美容コーナーの棚の半分がヤーマンでした。ただ、機種が多い。見た目も似ている。値段だけが3万円台から38万円台まで並ぶ。完全に固まりました。

なのでこの記事では、ヤーマンの美顔器をメンズ目線で比較して、見る場所を3つに絞ります。機能名を全部覚える必要はありません。

ヤーマン 美顔器 メンズ比較、見るべきはこの3つだけ

先に結論を。カタログの機能数を数えるのはやめたほうがいい。「1台11役」でも、毎日使うのは2つ3つですから。かわりに見るのはここ。

  • ①系統:温める系(RF=ラジオ波)/動かす系(EMS)/蒸気の系(スチーマー)。ヤーマンは大きくこの3つに分かれます。
  • ②1回の時間:3分で終わるのか、10分座るのか。ここが続く・続かないの分かれ道。
  • ③手間と置き場所:ジェルが要るのか、水を入れるのか、洗面台に出しておけるサイズか。

男性の場合、②と③でほぼ決まります。剃って、洗って、家を出る。その流れに割り込めない道具は、高性能でも引き出しの主になる。……ただ①を無視すると別の失敗をします。

ヤーマンの美顔器はどれがいい?価格順に並べると見えてくる

ヤーマン公式の比較表から、主要モデルを安い順に並べました。数字で並ぶと性格がはっきりします。

  • ブライトクリーン 39,600円:温冷スチーム+クレンジング。毛穴と洗顔に特化。
  • フォトケア 66,000円:温冷スチーム+ミスト+5色LED。据え置き型。
  • フォトプラス シャイニー ネオ 69,300円:RF・EMS・LEDにイオン導入や冷却も載る「1台11役」型。
  • Bloom 5/6 各77,000円:RFの出力の細かさに振ったシリーズ。6はアイケアつき。
  • フォトプラス ディープリフト 79,200円:RF・EMSに独自のリフト技術を足した上位機。
  • プレステージ SP 132,000円/SP Ⅲ 220,000円:5色LEDまで積んだ全部入り。
  • YA-MAN THE MIYABI 385,000円:最上位。別カテゴリです。

38万5千円。中古の軽自動車が視界に入る価格です。ただ、上に行くほど機能が増えるだけで、下のモデルの土台が弱いわけじゃない。選び方は「予算の上限まで背伸び」ではなく「自分が使う機能が載った、いちばん下のモデルを探す」です。

RFとEMS、男の顔にはどっちが要るのか

RF(ラジオ波)は肌をじんわり温める仕組み。サロンでも使われる考え方で、ヤーマンの多機能モデルはたいていこれが軸。EMSは微弱な電気で表情まわりの筋肉に働きかける仕組みで、トレーニング寄りですね。

じゃあ男の顔にはどっちか。調べて初めて知ったんですが、男性の肌は一般に皮脂が多めで皮膚も厚め、そのうえ毎朝ヒゲ剃りで削られています。だから強い刺激に向かうより、まず温めと保湿の導線を整えるほうが相性がいい。EMS美顔器をメンズにおすすめするなら、単体機よりRFと一緒に載った多機能型が扱いやすいはずです。

ただ、ここは盛らずに言いますね。ヤーマンのフォトプラスの効果を男性が語る記事は山ほどありますが、感じ方には個人差があります。肌が荒れているときの使用は避け、気になる症状があれば医師に相談を。

スチーマー系という、もう一つの答え

ここまで多機能モデルの話ばかりでしたが、男性にはむしろこっちが刺さるかもしれません。スチーマーです。ブライトクリーンが39,600円、フォトケアが66,000円。良さは何も考えなくていいこと。水を入れて押すだけで、ジェルもコツも要りません。

しかも男性には地味に効く使い道が。ヒゲ剃り前に蒸気をあて、肌とヒゲをやわらかくしてから剃る。剃り心地が違うという声が多く、調べていて一番「試したい」と思ったのはここでした。美容というより、朝のストレスを減らす家電として買える。これ、男には結構デカいんです。

欠点は据え置きで場所を取ること。買う前に洗面所へメジャーを当ててみてください。

洗面所でフェイスケアをする男性
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男が美顔器で挫折する、3つのポイント

レビューを読み込むと、やめた人の理由は3つに集約されます。先に潰しておけば、たぶん失敗しません。

  • ジェル問題:RF系は専用ジェルや専用シートパッド前提の使い方があります。買う前に「毎月いくら」かを確認する。
  • 時間問題:モードを全部回すと10分超えも。最初から全部やらず「1モードだけ」と決めるほうが続きます。
  • 置き場所問題:引き出しにしまうと、まず使いません。出しっぱなしにできる見た目かどうか。

頻度も欲張らないこと。週2〜3回でも「やめない」ほうが強い。判断は最低1か月。1週間で「変わらない」は早すぎます。

最初の1台を選ぶなら、私はここに置きます

では自分ならどうするか。まだ買っておらず、比較している最中の立場として書きます。

候補の中心はヤーマン フォトプラス シャイニー ネオ YJFM18N です。RF・EMS・LEDにイオン導入や冷却まで入って「1台11役」をうたいながら、69,300円と上位機より一段手前に収まっているから。1台目で13万円や22万円は、私には現実的じゃない。向くのは「多機能をひととおり試して、自分に要る機能を見極めたい人」。蒸気だけで割り切れるならブライトクリーンで十分です。注意点は、専用シートパッドなどランニングコストがかかること、肌が荒れているときは無理に使わないこと。私はまだ使っていないので使用感は断言しません。

ちなみに私、AGA治療もこれから始めるところで、美容にまわせる予算には限りがあります。だからこそ上位機に手を伸ばすより、使い切れる1台のほうが合っている気がしています。

美顔器のイメージ
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まとめ:機能表を眺める前に、3つだけ決める

長くなったので畳みます。ヤーマンの美顔器をメンズ比較するとき、決めるのはこの3つだけ。

  • 系統を決める:多機能のフォトプラス系か、ラクさのスチーマー系か
  • 1回の時間を決める:朝の3分か、夜の10分か
  • 置き場所を決める:洗面台に出しっぱなしにできるか

この3つが埋まると、候補は2機種まで減ります。あとは本体価格とランニングコストを見比べるだけ。棚の前で30分固まっていた自分に教えてやりたい。

40歳から美容を始めるのは、正直けっこう照れくさい。でも鏡を見て「お、悪くないな」と思える日があるだけで、その日の気分が変わる。私も始めたばかりで、答え合わせはこれからです。

なお価格は公式情報を確認した時点のもので、変更される場合があります。効果の感じ方には個人差があり、赤みやかゆみが出たときは使用を中止して医師に相談してください。